短絡アーク溶接におけるアークセンサの動特性 : GMA溶接におけるアークセンサの感度向上と信頼性改善に関する研究(第3報)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
This paper gives a method to experimentally determine the dynamic characteristics of arc sensor in GMA welding in dip transfer mode. The method mainly involves a vibration device to excite sinusoidal wave forms of torch height and data processing by means of FIR digital low-pass filter as well as digital fourier transformation (DFT). Experimental results show that the sensitivities of arc sensor are quite greater than that in DC open arc welding. The response of welding current to the variation in torch height gets to reach the highest level at around 3 Hz in our experiments. Although the response continues to hold higher level when the frequency exceeds about 5〜6 Hz, the SN ratio becomes poorer than that at 3 Hz. The response of welding current shows a delayed phase relative to the variation in torch height. Contrary to this, the response of welding voltage has an advanced phase relative to the variation in torch height, and the response becomes higher and higher with the increase of the variation frequency of torch height, but it's SN ratio is quite poorer than that of the response of welding current. To clarify the effects of shielding gases on the arc sensor, experiments were made by using different mixed gases of Ar and CO_2. It is found that contrary to these in open arc welding, the responses in short-circuit arc welding using pure Ar are higher than that using mixed gases of Ar and CO_2. Simulation analysis was also made based on an arc sensor's model proposed by authors for the short-circuit arc welding. The results displayed that the theoretical and experimental results are quite similar in qualitatively but did not yet achieve agreement quantitatively. The theorectical results also show that not only the average short-circuit frequency, but also the change rate of the short-circuit frequency induced by the variation in arc length have great effect on the sensitivities of the arc sensor.
- 社団法人溶接学会の論文
- 1997-05-05
著者
関連論文
- 二重シールドガスシステムによるGTAプラズマの高密度化に関する基礎研究
- 307 2 電極 TIG アーク現象の解明
- 酸化性プラズマアーク切断用Ir -Y_2O_3電極の消耗特性の検討
- ティグ溶接における陽極熱輸送とその溶込み断面積に与える影響
- 326 2電極TIGのアーク圧力
- 115 レーザ・パルスミグアークハイブリッド溶接法のアルミニウム合金への適用(第2報) : 薄板アルミニウム合金の重ね隅肉溶接性
- 交流パルスミグ溶接のワイヤ溶融現象およびビード形成現象に関する研究
- レーザ・交流パルスミグハイブリッド溶接法による薄板アルミニウム合金溶接の高速化
- 329 ヘリウムGTAにおける陽極熱輸送
- 329 ティグアークにおける電子温度に与える陰極形状の効果
- 437 GTA溶接におけるアークプラズマの観察
- GTA溶接におけるアークプラズマの観察
- ティグ溶接におけるアークプラズマ及び溶融現象に与える活性フラックスの影響 (フォーラム「アーク溶接現象の計測・センシング」)
- 332 ヘリウムGTAプラズマの観察
- ヘリウム・フリーバーニング・アークにおけるプラズマの状態
- 水蒸気プラズマによる炭化物ガス化プロセス
- 水蒸気プラズマと炭化物の反応性に関する検討
- 339 タンデムGMA溶接法の開発(第5報) : アーク安定化のための波型制御法
- タンデムパルスGMA溶接におけるアーク切れ防止対策とアーク長安定化制御の検討 : タンデムパルスGMA溶接のアーク安定化に関する研究(第2報)
- 422 タンデムGMA溶接法の開発(第4報) : 高溶着溶接法への適用
- 421 タンデムGMA溶接法の開発(第3報) : 溶接ビード形成における電極ワイヤ角度依存性
- 136 パルス溶接における安定化制御法の検討(第3報) : パルスマグ溶接における微小短絡現象について
- アーク溶接システムにおける放電誘発のためのパルスレーザフォーカシング
- 203 プラズマチャンネルによるアーク放電誘発法
- プラズマチャンネルによるアーク放電制御に関する研究
- 234 タンデムGMA溶接法の開発(第8報) : アーク切れ発生要因の検討(アーク溶接法(II))
- 交流および直流パルスミグ溶接のアーク安定化制御方法に関する研究
- 219 アーク溶接における溶融金属の表面張力測定と流動挙動(アーク現象(I))
- 110 Mg合金の交流ティグ溶接性に及ぼす電極極性比率の効果
- 311 複雑干渉を伴う環境・材料プロセス用アーク溶融システムの仮想実験(学生賞 II,2.学術講演)
- 溶接用ワイヤの送給性に関する考察
- 溶接用ソリッドワイヤのジュール発熱に関する考察
- 1 各産業界におけるアーク溶接自動化技術の現状と課題(アンケート調査)(アーク溶接自動化技術の現状と課題)
- 313 レーザ・アークハイブリッド溶接法によるマグネシウム合金溶接部の溶け込みの改善 : マグネシウム合金の MIG アーク溶接(第 3 報)
- 114 レーザ・パルスミグアークハイブリッド溶接法のアルミニウム合金への適用(第1報) : 溶込み特性に及ぼすレーザ照射条件の影響
- 330 チタンのパルスMIG溶接の研究、第2報 : 溶接部の機械的性質について
- 329 チタンのパルスMIG溶接の研究、第1報 : アーク現象と溶滴移行について
- 340 大電流AC-MAG溶接法の開発(第3報) : 太径メタルコアードワイヤの交流アーク溶接
- 231 Mg合金鋳物薄板のFSW
- 26 摩擦撹拌接合による耐熱マグネシウム合金接合部の組織および機械的性質
- タンデムGMA溶接法の開発
- 430 タンデムGMA溶接法の開発(第2報) : タンデムGMA溶接法における溶滴移行観察
- 429 タンデムGMA溶接法の開発(第1報) : タンデムGMA溶接法による高速溶接への適用
- 121 摩擦攪拌接合による黄銅接合部の組織及び機械的性質
- 225 炭酸ガスシールドプラズマアークの基礎現象(アーク現象(II))
- 交流パルスミグ溶接法によるAl-Mg合金の溶接ヒューム抑制機構に関する研究
- 104 パルスMAG溶接における溶滴移行の観察
- 418 MIG アークブレーズ溶接によるアルミニウムとステンレス鋼の異材接合
- 322 MIGアーク溶接によるアルミニウムと鋼の異材接合
- 321 マグネシウム合金のMIGアーク溶接(第2報) : AZ31合金薄板の重ね継手溶接性
- 232 ガラスと金属との陽極接合における界面現象
- 417 手溶接施工監視・溶接士支援システムの開発 : (3)溶加棒送給動作の解析
- 219 手溶接施工監視・溶接士支援システムの開発 : (2)溶接士挙動の計測
- 218 手溶接施工監視・溶接士支援システムの開発 : (1)システムの概念
- 214 Nd : YAGレーザ溶接の熱効率の計測と評価
- タングステンと銅との摩擦圧接性に及ぼすNbインサート材の厚さの影響 : 厚さが7〜25μmのNb箔インサート材を用いた場合の摩擦圧接
- 121 ADC12 の FSW における接合温度に及ぼすツール押込み荷重の影響
- 115 アーク・レーザハイブリッド溶接による亜鉛めっき鋼板の高速度溶接
- 120 摩擦攪拌接合による無酸素銅接合部の組織及び機械的性質
- 異材溶接・接合のニーズと今後の技術開発の動向(異材溶接・接合)
- 455 アルミナ粒子分散6061複合材のFSW(第2報)
- AZ91Dマグネシウム合金チクソモールド薄板の摩擦撹拌溶接性
- 205 アルミナ粒子分散6061複合材と6061Al合金のFSW
- 204 アルミナ粒子分散6061複合材のFSW
- 327 アルミ基材鉄系溶射皮膜の耐磨耗耐腐食特性(第3報)
- 326 アルミ基材鉄系溶射皮膜の耐摩耗耐腐食特性(第2報)
- 高強度アルミニウム合金の摩擦撹拌溶接性
- 525 アルミ基材鉄系溶射皮膜の耐磨耗耐腐食特性(第1報)
- 340 A2014高カアルミニウム合金のYAGレーザ溶接性(第2報)
- 132 AZ系マグネシウム合金の摩擦撹拌溶接性
- 322 Mg合金の溶接部の継手性能
- 321 A2014高カアルミニウム合金のYAGレーザ溶接性
- A2014高力Al合金のYAGレーザ溶接性
- 346 フラックス入りワイヤの溶融現象におよぼす極性の影響(第2報)
- 326 アルミニウム合金の摩擦撹拌溶接性(1)
- 143 高周波誘導加熱を併用した高温・高速プラズマ浸炭法の開発とW電極材料への応用
- 102 フラックス入りワイヤの溶融現象に及ぼす極性の影響
- 酸化性プラズマアーク切断用Ir-Y_2O_3電極の消耗特性に関する研究
- 炭酸ガスパルスアーク溶接法におけるスパッタ低減に関する検討
- 2 溶接プロセス研究の動向(溶接・接合工学における研究の動向)(溶接学会 70 年-21 世紀に向けて溶接接合の学術・技術的展開)
- 140 アークセンサによる片面溶接のビード高さと裏ビード形状の同時自動制御
- 9% Ni 鋼の共金溶接のための GMA 溶接に関する研究 : アークの安定性と陰極点の挙動
- 156 He MIG 溶接について : 9%Ni鋼の共金MIG溶接の研究
- 305 純Ar・MIG溶接アーク現象について : アークの安定性とクリーニング域
- 短絡アーク溶接におけるアークセンサの動特性 : GMA溶接におけるアークセンサの感度向上と信頼性改善に関する研究(第3報)
- 317 短絡アーク溶接におけるアークセンサの精度と信頼性の改善について
- 411 ティグアークにおける陰極作動中タングステン電極の仕事関数の測定(第2報)(アーク現象(II))
- アークプラズマによる金属溶融プロセスの数値解析モデル
- 大気圧アークにおける陰極作動中タングステン電極の仕事関数の測定
- WS-12 大気圧アークプラズマによる溶接プロセスの数値解析モデル
- 306 ティグアークにおける陰極作動中タングステン電極の仕事関数の測定
- 305 ヘリウム静止ティグ溶接の数値解析モデル
- 陰極-プラズマ-陽極系を解く大気圧DCアーク一体化数値解析モデル
- 330 数値解析モデルによる静止ティグ溶接の溶込み形成予測に関する研究
- 328 静止ティグ溶接におけるアークプラズマモデルの開発
- TIG溶接におけるアーク現象に与える活性フラックスの影響
- アルゴンGTA(ガス・タングステン・アーク)プラズマにおける局所熱平衡
- 106 トムソン散乱によるGTAプラズマの電子温度・イオン温度測定
- 105 アーク・陽極境界層の一次元数値解析(第2報)
- アークプラズマ・陽極境界領域の観察