1-5 事故解析の手法と問題点(1. 基礎的考え方)(溶接構造の損傷とその防止)
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概要
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破壊事故の原因解析の目的は, 類似事故を2度と繰り返さないように, 事故が発生するに至った経緯を明確にして, 予防措置を講ずるときの参考資料を堤供することにある。ところが, 最近の重大事故は多くの災害要因が複雑に競合して被害を拡大している場合が多いので, 事故解析する場合にはシステム工学的に進めねばならない。本講においては次の手順に従って, システム工学的に事故解析を行う手法について述べると共に, 最近発生した溶接構造物の破壊事故に対する原因解析の結果が安全工学の進歩発展に大きな貢献してきたことを述べている。(1)事故解析の目的(2)事故解析の手順(3)現場調査における留意事項(4)破壊起点の調査とその着眼点(5)破壊の進展様式の調査(6)破壊形式のきめ方と類型分類(7)破壊事故の原因とその分類(8)破壊事故の原因解析例(9)安全工学に対する事故解析の貢献(10)おわりに(事故解析の問題点)
- 社団法人溶接学会の論文
- 1983-04-05
著者
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