オビカレハの寄生蜂サクサンヒラタヒメバチの性比の変動及び変動要因の考察
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概要
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オビカレハ前蛹の多寄生性外部寄生蜂, サクサンヒラタヒメバチで1寄主上の卵数が増すと性比(♀%)が顕著に低下することが観察された.この性比の変動は, 餌不足の直接的な効果や生育途上での雌の死亡によるものではなく, 親蜂の産卵時の制御によるものと推定され, この推定は, 寄生蜂卵の植えかえ実験によつても支持された.
- 1968-11-30
著者
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中西 明徳
Biological Laboratory College Of General Education Kyushu University
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中西 明徳
Biological Laboratory General Education Department Kyushu University
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志賀 正和
Entomological Laboratory, Faculty of Agriculture, Kyushu University
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