アオムシコマユバチの配偶行動に関する研究 : I. 雄の "wing vibration" 解発因に関する実験的研究
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概要
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1. アオムシコマユバチの雄が配偶行動の際に示す"wing vibration"をメルクマールとして, この行動が雌からの視覚的刺激によって解発されるものか, 嗅覚的刺激によるものか, または両者が組み合わさった刺激によって解発されるものかを実験的に調べたところ, "wing vibration"解発因の主たる要素は雌の腹部で生成される嗅覚的なものであることが示唆された.2. このpheromone (s)類似要因の生成場所を調べたところ, 雌腹部末端にその生成組織の存在する可能性が考えられた.
- 1974-06-25
著者
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