エルゼビアサイエンスにおけるSGML/XMLへの取組みと利用(<特集>第3回SGML/XML研修フォーラム)
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概要
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欧州に本拠を置く学術出版社のエルゼビアサイエンスは、医学、化学、数学、物理学などの自然科学を中心に出版活動を行っているが、その刊行するすべての学術ジャーナルおよび書籍の将来の流通形態が電子的な配送が主流になることを予想し、1990年代初頭から本格的な電子出版システムを構想してきた。1990年代半ばから中心的なジャーナルは伝統的な冊子体の形式以外にSGMLによって詳細な文章構造が保持され、さらに冊子体における印刷表現の保持がPDFによって電子的に行われてきた。これらの電子ファイルは現在エルゼビアが提供するいくつかの製品に取り込まれており多くのユーザーに利用されている。これらはEES(Elsevier Electronic Subscription)、ScienceDirect、CAPCASと呼ばれている。本発表は出版社におけるSGMLおよび関連した構造化ファイルの構成と運用を報告するものである。
- 情報知識学会の論文
- 1998-10-28
著者
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