先鋭化端末蛍光プローブをもつ光ファイバセンサ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
水中, 大気中, 人体血液中の分子・イオンを計測する光ファイバ化学センサの研究が最近活発になっている. これまで提案されてきたセンサの中で, 蛍光変化を利用した方法が特に有望視されており, (A)エバネッセント波利用型, (B)バンドル光ファイバ利用型が検討されてきた. しかし, これらの方法は, (1)色素の固定化プロセスが複雑, (2)センサ応答感度が不十分, (3)センサアレイ化が困難, と云う問題点があった. 本研究では, 従来法がもつ欠点を解決できる新しいセンサ構造として, 図1に示すような新しいセンサ構造, すなわち2本の光ファイバ端末を一体・先鋭化した先鋭化端末をセンサプローブとした光ファイバ化学センサを実現したので, その結果を報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
関連論文
- カラー画像による膨潤ゲル膜中のpH分布変化の可視化
- シリコンフォトダイオードを用いた電荷蓄積型低ノイズ光検出システム
- 30p-ZP-7 近赤外域微弱光検出用8素子アレイ分光計測システム
- 27p-ZX-6 微弱光検出用8素子InGaAs電荷蓄積型光検出システムの基礎特性
- 30p-ZY-2 植物生葉のレーザ励起クロロフィル蛍光スペクトルと蛍光誘導期
- 先鋭化端末蛍光プローブをもつ光ファイバセンサ
- 色素膜のカラー画像とANNを用いたpHの2次元分布計測
- 色素膜のカラー画像を用いたpHのパターン認識的同定と分布計測
- 光ファイバセンサによるガスの識別
- Optical Responses to Taste Solutions of Plastic Optical Fiber Sensors Doped with C18-Chain-Introduced Potential-Sensitive Dyes
- 化学的刺激に対する植物生葉のレーザ励起クロロフィル蛍光誘導期応答
- 色素膜光ファイバセンサアレイによるメタノールガス濃度分布の可視化
- 海洋環境計測(III)光ファイバセンサアレイによる水中イオンのパターン認識
- 海洋環境計測(II)光ファイバpHセンサ
- 膜電位感受性色素膜を用いた光ファイバにおいセンサ
- ニューラルネットワークと色素膜電極アレイを用いた5基本味溶液のパターン認識
- ニュ-ラルネットワ-クとガスセンサアレイを用いた匂いのパタ-ン認識
- 多チャンネルガスセンサからの出力パターンによる匂いの識別
- レーザーと光ファイバを用いた海洋環境計測(I)
- 膜電位感受性色素膜を用いた光ファイバ味覚センサ (センサ機能・材料)
- 光ファイバ技術と高分子 (オプトエレクトロニクス)
- 光ファイバ技術と高分子