光ケーブルリサイクルの検討
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概要
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NTTからの光ケーブル排出量は、年間約500トンで、将来には1万トンを越えると推定されている。我々は、撤去ケーブル外被を再生材料化し光ケーブル外被として再利用する検討をしてきた。その結果、再生材料外被光ケーブルの初期特性は、バージン材料外被ケーブルと同等であることを確認した。現在、ケーブルの低価格化の一環として、外被材料として現状のEVAコポリマータイプの代わりにLLDPEタイプ使用の可能性が検討されている。外被のリサイクルにおいては、材料のグレードが変動しても特性を満足することが要求される。本報告では、現用の外被材料とLLDPEのブレンドによる材料特性およびケーブル特性への影響について、バージン材料を用いた検討結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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