自動車用脱鉛架橋PVC電線の開発
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ポリ塩化ビニルは電線の被覆材、テープ、シート、配管材料として幅広く用いられている素材であり、幅広い分野で使用されている。 PVCは廃棄燃焼時の排出ガスとして塩酸が発生することで環境に対して悪影響がある。また通常PVCには熱安定性を付与するために安定剤として鉛系化合物が使用されているが、これが廃棄時に溶出し、地質、水質などへの影響が大きな問題となってきている。 非鉛系のPVC安定剤は環境対策として広く研究なされているが、高い耐熱性と架橋を要求される架橋PVC電線への適用は、高機能性を有する安定剤を使用する必要がある。 今回、鉛系化合物を含まない高い耐熱性の耐熱架橋PVC電線を開発したのでその結果について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
-
山田 仁
古河電気工業株式会社 環境・エネルギー研究所
-
西口 雅己
古河電気工業株式会社
-
岩田 浩冶
古河電気工業株式会社
-
西口 雅己
古河電気工業株式会社 環境・エネルギー研究所
-
西口 雅己
古河電気工業(株)
-
山田 仁
古河電気工業
関連論文
- 変成ポリカーボネートプラスチック光ファイバ及び光データリンク
- C-6-3 家電用耐熱ノンハロゲン電線の環境影響評価
- C-6-2 ノンハロゲン電源コードの開発
- C-6-9 環境調和型高耐熱架橋電線の開発
- C-6-8 環境適合コードとプラグの開発
- C-6-7 105℃耐熱ノンハロゲン電線の開発
- 絶縁電線における環境対応化
- 環境適合電線の開発 (環境調和製品開発技術小特集)
- 自動車用脱鉛架橋PVC電線の開発
- 古河電気工業のエコ電線・ケ-ブル (特集 エコ電線・ケ-ブル開発の最前線)
- 耐熱性プラスチック光ファイバー
- 耐熱プラスチック光ファイバの開発