動画像ブラウジングのためのパンニングシーン判定システム
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概要
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我々は、動画像プラウジングに適したパンニングシーンの検出・判定方法を提案している。本報告では、移動物体検出法に改良を加えて、パンニングシーン判定の安定化を検討し評価実験を行った。以下に今回提案するシステムの全体構成図を示す。[figure] まず、映像信号を入力し動きベクトルを検出する(A)。次に動きベクトルが一定方向に連統している期間を、パンニングシーンとして検出する(B)。このパンニングシーンは、視点を移行しているシーンと移動物体を追尾しているシーンの2つに大別できるが、プラウジングシステムの観点では追尾シーンが重要である。次に動きベクトルから画面上でカメラと異なる動きをする領域を検出し(C)、検出した動き領域の特徴量を抽出(D)、特徴量から視点移行/追尾シーンの判定を行う(E)。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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岩野 賢二
松下電器産業株式会社ヘルスケアメディカル事業推進センター
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赤堀 裕志
松下電器産業(株)中央研究所
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五島 雪絵
松下電器産業(株)中央研究所
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五島 雪絵
松下電器産業(株)マルチメディア開発センター
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岩野 賢二
松下電器産業
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