図書館におけるレファレンス経験の知識化(<特集>情報・知識)
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概要
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利用者の情報要求をみたすことができるレファレンスサービスを図書館で提供するためには,図書館員のレファレンス能力の開発が必要である.本研究では,情報要求に適したレファレンスツールを選択できるようにするため,図書館におけるレファレンス経験を知識として蓄積する方法を提案し,レファレンスツール案内システムを試作した.はじめにレファレンス質問と回答およびツールの概念化を行ない,上位概念を用いて主題内容を表現した.その結果,分野名,特徴名,情報項目名および索引名を使用して,回答としてのツールが選択できることがわかった.これらを組織化し,Web上で利用できるシステムを構築した.本システムにより,図書館においてレファレンス経験を知識として共有化することが可能となった.
- 情報知識学会の論文
- 2002-07-31
著者
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