波長多重双方向通信を利用したサブナノ秒時刻伝送方式
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概要
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ディジタル通信網を利用した時刻同期システムでは、基準時刻信号の伝送遅延時刻を補正するため、折り返しの伝送路による遅延測定法が用いられる。通常の光通信システムでは、対向する伝送路信号が別々のファイバ心線に収容されるため、往路と復路のファイバ長の差が遅延測定の誤差の主な原因となっていた。本報告では、一心の光ファイバを用いて波長多重双方向通信を行うことにより高精度な遅延時間測定を行う時刻伝送方式を提案し、基礎実験によりその精度を検証する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
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