移動通信サービスにおけるVLR型網間ローミング方式の検討
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概要
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移動通信網では、移動機の移動性を保証するため、移動機の位置情報と加入者情報をホーム網を定義して登録できる機能が実現されている。移動通信網は一般に事業者の異なる複数の網から構成されており、移動機の網間にわたるローミングを効率的に制御するためのホームメモリのアクセス方法としてVLR方式が提案されている。しかし、VLR方式はアクセス信号量においては優れているが、ローミング確率が少ないときには、在圏網の無効処理が問題となる。本稿では、網間ローミング制御をVLR方式で実現した場合の在圏網判定のための空振り確率について定義し、ある移動通信サービス網の収容端末数とサービスエリアの観点からの評価結果を示す。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05
著者
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