高度INにおけるカスタマコントロール提供法の検討

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概要

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通信のパーソナル化への要望が高まると共に、サービスのカスタマイズ化が要求されている。高度INにおいては、SCE・SMSを用いてカスタマがサービスの定義・カスタマイズを行うことでこれらの要求を満たすことが可能であるが、多数のカスタマからのカスタマイズ要求に迅速に対応することも重要である。本稿では、高度INにおいてカスタマ依存のデータをSLP経由でカスタマ自身が変更するカスタマコントロールを迅速な対応のための一方法として検討し、従来検討されてきたSCEおよびSMSを経由する方式と比較、その適用領域を考察した上で本方法に対する要求条件・課題を整理する。これらの検討から、高度INにおけるカスタマコントロール提供における (1)サービス制御のためのSLP構成(通常の呼処理用SLPとは別個とする)、(2)被コントロールSLPの動的な仕様検証方法案、(3)データ間の相関に着目した効率的なデータ更新方法について報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-09-25

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