高速周波数切り換えシンセサイザ
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概要
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TDMA方式を用いたディジタル携帯電話システムにおいて、高速の周波数切り換えが要求されている。これは通話中に隣接ゾーンに移動した場合、通信が途絶えないよう常に隣接ゾーンの電界の監視を通話データ通信の合間の約6msの時間内に行わなければならないからである。今回、ループフィルタに時定数を切り換える回路を構成することによって、高速に周波数を切り換えられるPLL周波数シンセサイザの良好な特性が得られたので報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-09-05