小型C帯シングルバランスミキサ

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概要

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不平衡モードを平衡モードに変換するバランにはラットレース回路やブランチライン回路等を同一平面上に構成したものや、基板の両面にパターンを形成してマイクロストリップ-スロットライン変換を利用して構成したものがよく用いられる。ラットレース回路を用いたバランは、その形状から場所をとり小型化には向かない。また、スロットラインで構成した場合は基板の両面を利用した立体的なものとなり平面回路に比べ機構が複雑になる。今回、マイクロ波帯ミキサの高性能化、単一平面化、小型化及び低コスト化を目的として180゜位相器にMarchandバランを用いたシングルバランスミキサを試作、検討したので報告する。
社団法人電子情報通信学会の論文
1995-09-05

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