空間時分割型セルを用いた光無線通信システムに関する一考察
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概要
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移動通信サービスに光無線通信を利用する場合、天井などに設置された基地局から下方の移動体端末へ照射を行なう直射方式が考えられるが、携帯電話機など人体に密着して使用される端末では人体による基地局-端末間の遮蔽が多発し通信が著しく劣化することが予想される。本稿ではセルの配置を時間軸に従って移動させ単一周波数のみの使用で遮蔽影響の減少が可能な光無線通信システムを提案する。また直射方式による携帯電話通信を提案システム上に想定し、人体、基地局、端末配置に関する遮蔽状況をシミュレーションした結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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