DRAM内蔵マイクロプロセッサの開発状況
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概要
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近年、マルチメディアパソコン、デジタルカメラ、デジタルビデオディスクなどマルチメディア時代の到来を告げる製品が出揃い、本格的な普及が始まりつつある。今後、より高度なパーソナル・携帯機器の実現に向けて各製品の機能を融合するなどシスナムの集積化が進んでいくと考えられる。これに伴い、システムの中核となるマイクロプロセッサに対して、データ処理能力の向上、低消費電力化が要求されている。近年、注目を集めているDRAM/ロジック混載技術は、メモリ・プロセッサ間のバンド幅増大による処理性能の向上と同時にプリント基板・Pad部の消費電力を低減することを可能とする。 本稿では、DRAM内蔵マイクロプロセッサに焦点をあて、製品開発を行った16MDRAM内蔵RISCプロセッサの開発状況とDRAW/ロジック混載技術の動向と問題点について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13