キャプスタンレスリールダイレクト駆動方式の8mm磁気テープ装置の開発
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概要
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ワークステーションやサーバ等のバックアップ用磁気テープ装置において高信頼性、大容量、小型化が要求されている。大容量化に伴いテープ厚は薄手化の方向にある。テープ送り機構にキャプスタンを用いた場合、ピンチローラの圧着/脱着及びテープ走行方向反転時に薄手テープが損傷しやすいという問題がある。そこで日立では, キャプスタンを用いないでテープを走行させるリールダイレト駆動方式を採用した8mm磁気テープ装置 (型式MT8M1) を開した。表1にMT8M1の装置仕様を示す。 ここでは、キャプスタンレス・リールダイレクト駆動サーボ制御システムについて報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-08-13
著者
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藤田 浩司
株式会社日立製作所映像メディア研究所
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藤田 浩司
(株)日立製作所 ユビキタスプラットフォーム開発研究所
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今川 制時
(株)日立製作所 デジタルメディアシステム開発本部
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藤田 浩司
(株)日立製作所 マルチメディアシステム開発本部
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樋口 重光
(株)日立製作所 マルチメディアシステム開発本部
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古端 茂行
(株)日立製作所 ストレージシステム事業部
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土岐 謙治
(株)日立製作所 ストレージシステム事業部
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岩倉 正雄
(株)日立製作所 ストレージシステム事業部
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