PVインバータにおける能動的停電検出法
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概要
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クリーンエネルギーとして注目を浴びている太陽光発電インバータシステムにおいて、商用系統と連系し、逆潮流機能を有する場合は、保安上の面からその単独運転を防止する必要がある。しかし、従来の受動的単独運転防止法は不感帯が存在し、完全なものとはいえない。この対策として系統連系技術要件ガイドラインに、種々の能動的単独運転防止法が提案されているが、この技術に関しては未だ発展途上である。本稿では能動的単独運転防止法として、電流制御型のインバータの出力波形に、高調波を重畳させ、単独運転移行時に、連系点に顕著に現れる高調波を検出し、単独運転を防止する方式を検討したので報告する。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26