系統連系インバータにおける能動的停電検出法
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概要
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最近、クリーンなエネルギーを利用した発電システムとして、大陽光発電が注目を浴びている。この発電装置がインバータを介して商用電源と連系して運転する場合には、いくつか問題がある。特に、商用系統が停電したとき、太陽光発電装置のインバータの単独運転は、連系システムの保安上、危険であるため、商用の停電を検出して運転を停止する必要がある。しかし従来の停電検出法には不感帯が存在し、確実な停電検出が困難である。本論文ではインバータの出力電圧に高調波を重畳させ、単独運転時に顕著に現れる高調波電圧を検出し、インバータの単独運転を防止する方式を開発したのでこれを報告する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-07-19