後方適応型音声符号化方式における初期コードブックの設定に関する一考察
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概要
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近年、4kbit/s以下の低速度音声符号化の研究が盛んであるが、その大部分の方式は符号化遅延時間が数十mSに及んでいる。そこで本稿ではLD-CELPで採用された後方適応型予測器の導入により、符号化遅延時間を13.5mSに抑えた低速度低遅延後方適応型音声符号化方式(Low Bit-rate Backward Prediction Coder with Low Delay:LBBPC)を提案し、更に後方適応型予測方式で重要となるコードブックの設計において、再生音声品質を向上させる初期コードブックの設定方法について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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