生起時刻により模擬開始を制限する並列通信網シミュレーション
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コールバイコールのトラヒックシミュレーションによって大規模な通信網を評価するとき、模擬速度の低下が問題となる。そこで、本稿では複数呼の動作を複数プロセスにより並列に模擬する並列通信網シミュレーション法を提案する。本手法では、各プロセスで模擬されている事象の生起時刻を共有メモリ上に記載し、その情報をもとに並列プロセスの模擬実行開始を制限することにより、シミュレーションとしての妥当性を維持しつつ高速化に成功している。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26