交換システムの遠隔ファイル転送制御方式の一考察
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概要
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交換機の保守運用において、システムファイルやフォルト情報(コアダンプファイル)の転送は磁気テープ等の媒体を用いて行われてきた。しかし、遠隔地にある交換機の場合は、媒体の運搬に時間がかかるため、近年、遠隔ファイル転送を用いて情報の転送が行われるようになってきた。この遠隔ファイル転送(保守通信)をインバンド通信で行う場合には、他の通信へ影響を与えないようにするためにある一定の転送レートで効率良く転送することが必要となってく る。本稿では、転送レートを抑えた条件下における、ファイル転送においてコンテナバッファ面数と転送効率の関係をコンピュータシミュレーションを用いて評価する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26