N-STAR対向Ku帯デュアルビーム地球局アンテナの鏡面構成の検討
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概要
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NTTでは、ISDN中継系・加入者系統合衛星通信方式(DYANET-II)の中継用地球局アンテナとして、JCSAT(静止衛星軌道150°E及び154°E)にアクセス可能な4.2mφKu帯デュアルビームアンテナを実用化した。CS-3(静止衛星軌道132°E及び136°E)の後継機であるN-STARではKu帯の通信サービスが行われる。ここで、JCSAT対向用に開発したKu帯デュアルビームアンテナを、N-STAR対向用に利用できるならば新規にアンテナを開発する必要がなく、経済的である。しかし、JCSATとN-STARでは2衛星の仰角差が異なるため既存の鏡面構成がそのまま使えない。本報告では、JCSAT対向用として開発済みのKu帯デュアルビームアンテナをN-STAR対向用に変更するために必要な鏡面構成について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
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