一括変更を考慮した地図随時更新手法
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概要
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コンピュータマッピングの進展に伴い、電子化された地図を用いた様々なシステムが開発されている。一般に、地図は新たに実施した測量や現地調査の結果に基づいて、比較的長い(例えば数年)周期で作製される。地図を単なる背景情報として参照しているシステムにおいては、数年ごとに新しく作製された地図(原本地図)に入れ替える(一括変更)だけで運用上支障のない場合もある。これに対して、地図情報そのもの(建物、道路等)の正確さが要求されるシステムでは、運用者による日常的な地図の修正(随時更新)も重要な作業となる。しかしながら、その修正内容が次の新しい原本地図に反映されているとは限らないため、単純に一括変更したのでは、日々メンテナンスしてきた情報を失ってしまうという問題がある。そこで、地図の一括変更と随時更新を両立させる効率的な維持管理手法を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
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布引 純史
NTTヒューマンインタフェース研究所
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安田 恒雄
NTTヒューマンインタフェース研究所
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岩田 雅彦
NTTヒユーマンインタフェース研究所
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布引 純史
NTTヒユーマンインタフェース研究所
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安田 恒雄
NTTヒユーマンインタフェース研究所
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