波長1.31μm帯における広帯域光アイソレータ用LPE膜
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概要
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将来の大容量光通信として注目される波長多垂伝送には、ファラデー回転係数の波長変化率が小さい広帯域光アイソレータが不可欠となる。現在波長1.55μm帯においては、Tb_<3-x>Bi_xFe_5O_<12>をファラデー回転子に用いた広帯域光アイソレータが既に知られている。また波長1.1〜1.7μmでYb_3Fe_5O_<12>がファラデー回転係数の波長変化率が小さいと報告されている。我々は、種々のBi置換鉄ガーネットをLPE法で育成しファラデー回転係数の波長依存性の測定を行ったところBi置換Sm鉄ガーネット(SmBiIG)が波長1.31μm帯においてファラデー回転係数の波長変化率が小さいことを見いだした。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-26
著者
-
鈴木 利保
富士電気化学
-
佐々木 勇
富士電気化学(株)
-
佐々木 勇
富士電気化学株式会社
-
佐々木 勇
富士電気化学
-
河合 博貴
FDK株式会社
-
河合 博貴
富士電気化学
-
梅澤 浩光
富士電気化学
-
陸川 弘
富士電気化学株式会社
-
梅澤 浩光
富士通電気化学
-
陸川 弘
富士電気化学
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