バックプレッシャ機能と転送比制御を用いたATM優先制御方式の一考察
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概要
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ATM通信方式では、音声、画像、データなど様々な情報を53オクテット長の固定長セルに統合して、伝送することが可能である。しかし、そのためそれぞれの呼に応じた要求品質(平均待ち時間、セル廃棄率等)を満足するための効率的な品質制御が必要となる。先に提案したバックプレッシャを用いた方式では、バースト性のトラヒック特性に対するクラスでの入力バッファサイズが大きくなった。そこで本稿では、閾値によって転送比を変化させる機能を従来モデルに付加することにより、転送を止めずに優先制御をおこなう方式を検討したので、その特性について報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
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