IROSスレッドインタフェーサにおけるスケジューリング方式の検討
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概要
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著者らは,NTTの通信処理用リアルタイムシステム向け階層化OSインタフェースであるIROS(Interface for Realtime Operating Systems)をベースに,TINAアーキテクチャに基づいたリアルタム分散処理環境(DPE)を構築する検討を行っている.現在の試作中のDPEでは,TINAのオブジェクトのマッピングを行う際,IROSのタスクインタフェースを直接使用している.しかしながら,流通性の向上やスケーラビリティの観点からはTINA仕様のタスク/スレッド管理モデルをサポートする必要があり,これをIROS上で実現するスレッドインタフェーサを作成する必要がある.本稿では上記スレッドインタフェーサにおいて発生するデッドロック,プライオリティインバージョンの解決法について検討を行った結果について報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
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