Thesaurus管見 : Thesaurus : Past and Present(<特集>シソーラス : 領域知識の体系化)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
まず、中世から現代に至るthesaurusの発達をRoget's Thesaurusを中心に概観する。ついで、Roget's Thesaurusが近代科学発展期のキーワード「分類・組織」によって観念を分類・体系化し、これに基づいて英語の語彙組織を確立しようと試みたものであること、その際RogetがF.Bacon, J.A.Comenius, J.Wilkins等の構想から影響を受けたことを明らかにした。さらに、Roget's Thesaurusがその後の時代の要請に応え、どのような変容受けつつあるか、またその構想を応用した各種概念別分類辞典を取り上げて、thesaurusの今後の可能性を考察した。
- 情報知識学会の論文
- 2000-02-19
著者
関連論文
- ケンペル『日本誌』と日本借入語
- The Webster Bible(1883)管見
- 欽定英訳聖書(AV)における"愛"の訳語について
- Thesaurus管見 : Thesaurus : Past and Present(シソーラス : 領域知識の体系化)
- 言語と社会・文化 -語源的・語誌的考察-