40周年記念行事 : 「新しい放射線防護体系の構築へ向けた最近の話題」に出席して
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概要
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2003年2月5日(水),東京大学工学部11号館講堂において,「新しい放射線防護体系の構築へ向けた最近の話題」と題する会合が開催された。会合は,日本保健物理学会創立40周年記念行事として位置づけられた企画で,我が国の国際放射線防護委員会(ICRP)委員によるICRP委員会における最近の検討状況の紹介,日本保健物理学会や新たに発足した「ICRP等対応委員会」が果たすべき役割についての意見交換を目的としたものであった。年度末という多忙な時期にも関わらず約60名もの参加があり,現在ICRPにおいて議論されている新しい防護体系についての話題を中心に様々な意見が出された。会合は,下記5つの話題についての講演と意見交換会「日本保健物理学会の果たすべき役割」が予定されていたが,時間の制約により意見交換会は十分に行えなかった。1.主委員会の検討状況紹介 2.第1専門委員会の検討状況紹介 3.第2専門委員会の検討状況紹介 4.第3専門委員会の検討状況紹介 5.第4専門委員会の検討状況紹介 以下に,各話題について,概要と所感を記す。会合は,ICRP等対応委員会委員長藤元憲三先生の司会で進められ,日本保健物理学会長中村尚司先生の挨拶により開会された。開会挨拶の中で,中村先生は,学会などからの様々な意見をICRP等へ発信できる体制つくりが必要である旨述べられた。
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