12ビット,1MHz,低消費電力1mW CMOS A/Dコンバータ
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概要
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12bitで1MHz変換速度にして低消費電力(1mW)のADCを開発した。このADCは次のような特徴をもつ。DACを低抗分圧型と容量による電荷再分配方式の二つを併用し、面積と変換時間との見積りによって最適なビット配分を行い、低抗分圧型に10bit,容量型のほうに2bitの配分で最終的に決定し、高速化を実現した。また、アナログスイッチの寄生容量やデータ線の配線容量などの寄生容量は比較中、低抗列そのものに対して無視できない負荷となり、セトリング時間に大きな影響を与える。そこで従来のデコード方法を改良し、これらの負荷を軽減した。さらに、バイアス回路によってコンパレータの電流を制御し,ローパワー化した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-06-23
著者
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飯田 哲也
静岡大学
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辻 和宏
東芝半導体システム技術センター
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飯田 哲也
静岡大 大学院
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佐藤 項一
東芝半導体システム技術センター
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佐保田 昌之
東芝半導体システム技術センター
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飯田 哲也
東芝半導体システム技術センター
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