クロックドリブン・デザインメソッド : クロックを中心をしたトップダウン設計手法
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概要
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大規模LSIの開発において問題となる、タイミング問題、CAD処理の複雑化、TATの増加などの問題を画期的に改善するCDDM(Clock Driven Design Method)と呼ぶ設計手法を開発した。RTLレベルの設計データからクロックネッをト抽出し、先行設計(処理)する方法を取った。クロック系タイミングの問題点を設計早期に洗い出し、確定することが出来る。一度確定したクロック系タイミングは最後まで保証される為、その後の詳細設計を安心して進めることが出来る。処理時間の長いカットアンドトライを繰り返す従来の方式とは一線を画く設計手法である。これらの設計手法を実現する為に、ユニークな階層化クロック分配方式を採用した。(H-Tree,Star-Route,T-Bar, Star-Route)
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-09-22