外付け部品を必要としないステッピングモータードライバー
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概要
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従来のモノリシックICでは、モーター駆動時に発生する逆起電力によりチップ内部を誘導電流が流れると寄生素子が動作し回路誤動作を起こすため、この誘導電流を遮断するダイオードが必要であった。今回、デバイスシミュレーションを用いて寄生素子の能力低下に最適な構造を検討した結果、接合分離プロセスながら、ダイオードを必要としないユニポーラ型ステッピングモータードライバーを実現することができた。また、逆起電力解消用のツェナーダイオードも内蔵するため、外付け部品を全く必要とせずにモーターを駆動できる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-08-20
著者
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辻本 裕一
豊田自動織機製作所電子事業部
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加藤 実
豊田自動織機製作所電子事業部
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立石 哲夫
豊田自動織機製作所電子事業部
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松木 ひろみ
豊田自動織機製作所電子事業部
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青山 孝志
豊田自動織機製作所電子事業部