深さ2の多層パーセプトロンのノード複雑度の上限について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では, N次元2値パターン入力に対する.深さ2の多層パーセプトロンのノード複雑度の上限が, 2^<N-2>+2で抑えられることを示す.多層パーセプトロンのノード複雑度は, ネットワークのアーキテクチャを決めて, 任意の入力パターンが認識可能となる素子の数で定義される.入力数が最大の場合, すなわち, 入力パターンがN次元超立方体の場合を考える.N次元超立方体が, 全順序関係にある, 1次独立な頂点の集合に分解できることを示す.各集合に含まれる, 異なるカテゴリーに属する頂点を分離する超平面を考えることにより, 深さ2の多層パーセプトロンを構築する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-25
著者
関連論文
- メタ-ロジックによるルール問い合わせシステムの形式化について
- 開発工学部における「情報処理実習」に対する授業評価の要因分析
- 深さ2の多層パーセプトロンのノード複雑度の上限について
- ニューラルネットによるシステム最適化の一手法-発電機出力調整への構造化ニューラルネット構築手法の適用-