光ディスクレコーダにおける(1, 7)符号に対する3値DFビタビ等化の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
光ディスクレコーダに好適な記録符号, 等化検出方式として, (1, 7)符号に3値プリ等化とRAM-DFE(Decision Feedback Equalizer)+ビタビ復号を組み合わせた3値適応DFビタビ等化についてアルゴリズムを検討し, シミュレーションによる特性評価を行った.その結果, BER(ビットエラーレート)10^<-4>において, 3値DFビタビ等化は3値4状態ビタビ復号に対し(DFE=2, ビタビ=4)のとき0.6dB, (DFE=3, ビタビ=4)のとき0.6〜0.8dB良好な特性が得られた.また, 実機により最短ビット長0.32μm, トラックピッチ0.6μmランドグループ記録で記録再生したデータを使い, 修正係数4のとき1.5×10^5クロック, 修正係数64のとき3×10^5クロックで3値DFビタビ等化の収束が完了し, 3値4状態ビタビ復号に対して2/3程度のBERを得られることが確認できた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-06-25