Resonant Interband Tunneling構造の複素等価回路表示
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
量子力学的波動性を利用する電子波デバイスの研究が盛んに行われている.これらのデバイスの動作原理となるポテンシャル構造中での波動現象を体系的に理解し, 利用することは重要である.近年, 現象の解析に役立つだけでなく, 工学的な立場から見通しの良い手法として等価回路表現を利用した回路理論的なアプローチがいくつか試みられている.本論文では, 種々の半導体材料によるポテンシャル構造中の波動を記述する2バンド, 3バンドモデルに基づく等価回路を導出し, 物理的諸量と回路的諸量の対応について考察した.これによって, Resonant Interband Tunneling(RIT)構造中の波動現象が等価回路上の波動現象として定式化できることを示した.本手法の妥当性を検討するために共鳴トンネル現象について解析し, 回路関数や回路行列, 中でもインピーダンスの概念が有効に利用できることを述べた.いくつかのポテンシャル構造の透過特性, 波動関数, traversal timeについて検討した.
- 1998-04-25
論文 | ランダム
- 鎖骨欠損時の上肢帯の機能
- 四肢転移性骨腫瘍に対する外科的治療の検討
- 骨量減少を基盤とする不安定型橈骨遠位端骨折の治療成績
- 外傷後上腕骨偽関節に対する血管柄付き骨移植術 : 適応と移植骨の選択
- 軟部悪性線維性組織球腫の治療成績