幻聴と思考
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
これまで幻聴は精神医学において感覚の異常としてとらえられていたが、近年は臨床心理学的な手法を用いた研究によって認知的側面が深く関与していることがわかってきた。病理現象をさらに詳細に検討するために幻聴に関する半構造化面接法を開発し、幻聴体験者を対象として調査を行い統計的な処理を行ったところ、幻聴の各要素を3つの要素群に分類され、幻聴体験者も3つの群に類型化可能であった。その中には、妄想などの思考の異常と関与する群も存在した。また、健常者の幻聴様体験を調べる質問紙を開発して調査したところ、一般に考えられている以上に青年における幻聴様体験は多く、それらは聴覚の変調や夢と関連する群と内言的思考活動に関連する群に分類された。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-06
社団法人電子情報通信学会 | 論文
- 福井大におけるCWジャイロトロンの開発(電子管と真空ナノエレクトロニクス及びその評価技術)
- 適応的拡散制御を伴うパーティクルフィルタを用いた頭部姿勢推定システム(顔・身体動作認識, 画像の認識・理解論文)
- 複数の計算量仮定を組み込んだメタ帰着技法による安全性解析 : ElGamal暗号の場合
- A-7-29 パスワードベース認証付き鍵交換の安全性における(不)可能性(A-7. 情報セキュリティ,一般セッション)
- 多重リング構造のk-out-of-n署名の修正提案(情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会)