心理学における思考の研究の変遷 : 動物心理学の挑戦
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概要
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心理学が科学的方法論を採用してから1世紀以上たち、行動科学として確立してから半世紀近くたった。言語報告を得ることが難しい乳幼児や障害者の思考や意識を研究するうえで多大な示唆を与えてくれたのが、ヒト以外の動物を用いた比較心理学的研究である。本稿では、動物(比較〉心理学の歴史を追い、動物における思考や意識をどのような概念を用いて捉えようとしたのか、そしてまたそれはどのように仮説から検証できたのかについて概観した。特にここでは比較心理学者にとって重要なテーマであった行動の可塑性すなわち学習研究を中心に考え、著名な学習課題を列挙してその特徴について時代をおってまとめた。
- 1999-03-05
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