有限ウェーブレット展開の一手法
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概要
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非線形近似問題における可解モデルの理論を応用して,与えられた関数をウェーブレットの有限和に近似展開する方法を提案し,その多重度解析とデータ圧縮への応用方法について検討する.提案するアルゴリズムは,従来のウェーブレットによる関数展開法と異なり,対象関数の記述に必要となるウェーブレットだけを自動抽出できる点に特徴があり,関数近似や適応的なデータ圧縮などに有用であると考えられる.また解像度を変えた関数の生成が容易に行えるという応用上の利点を有する.その実用性については,幾つかの関数への適用実験を通して明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-12-25
著者
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