変動する環境における遺伝的アルゴリズムの設計法
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概要
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評価関数が時間と共に変化する最適化問題に遺伝的アルゴリズムを適用する場合において、(1)類似する形質を与える遺伝子の数が多いほど評価を下げる方法と、(2)一定の間隔で強い淘汰圧をかけ、新しい集団を再発生させる方法とを提案し、その有効性を実験により検証する。評価関数が時間と共に変化する問題では、一時刻前の局所最適解が次の時刻には最適解になりうること、および、突然変異のみでは評価関数の急激な変化には追随できない場合が起こりうることが考えられが、上記の2手法は、そのような状況において有効であると予想される。都市の位置が時刻と共に変化するような巡回セールスマン問題において、提案手法の有効性を検討する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-12-14
著者
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