白色雑音下の正弦波信号とその周波数を推定する拡張複素カルマンフィルタの安定性 : 単一正弦波の場合
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概要
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周波数の関数と原信号を状態変数とする非線形確率システムに拡張複素カルマンフィルタを適用することによって,白色雑音下の複素正弦波信号とその周波数を同時に推定するオンライン処理可能な非線形フィルタが著者によって既に報告され,SN比5[dB]以上の1成分からなる場合において良好な推定結果が得られている.しかし,この提案されたフィルタは非線形であるため初期値によって発散する恐れがあるがその安定性は明らかにされていなかった.本論文では,原信号が多成分からなる場合に直接扱うことは現時点では困難なため,1成分からなる場合に限定し,その安定性を証明する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-25
著者
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