解曲線追跡のためのステップ幅制御アルゴリズム
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概要
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大規模回路の直流動作点解析法として,連続法に基づく各種のアルゴリズムが注目されている.中でも超球面を用いて解曲線を追跡する予測子修正子法は最も実用的な方法の一つで,既にLSIの設計現場で実用開始されている.しかし,従来のアルゴリズムはステップ幅の制御に敏感で,回路の性質によっては収束に失敗する場合がある.本論文では,超球面を用いた予測子修正子法のための実用的なステップ幅制御アルゴリズムを提案する.まず,筆者らのこれまでの経験をもとに従来法の問題点を指摘する.次に,これを対策する実用的なステップ幅制御アルゴリズムを提案する.更に,本アルゴリズムを大規模バイポーラアナログ回路の直流動作点解析に適用してその有効性を確認する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-25
著者
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