セグメント反転構成とカスケード・ダイナミックエレメントマッチングを用いた106dBオーディオ用ディジタル-アナログ変換器(VLSI回路, デバイス技術(高速・低電圧・低消費電力))
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概要
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新たなアーキテクチャ技術である, セグメント反転構成とカスケード・ダイナミックエレメントマッチングを用いたオーディオ用ディジタル-アナログ変換器を提案する.提案する変換器は電源雑音に対する耐性を向上するため電流源セグメントを用い, クロックジッタの影響を低減するために電流源セグメント数を増加させている.チップサイズを抑えつつ電流源セグメント数を増加させる場合電流源セグメントを小さなサイズで設計する必要があり, この小さな電流源セグメントによるマッチング特性の悪化をセグメント反転構成とカスケード・ダイナミックエレメントマッチングという2つの新技術により改善している.0.35umCMOSプロセスを用い作成されたテストチップは106dBのSNRと0.002%のTHD+N特性を1.84mm×1.84mmという小さいチップサイズで実現した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-08-12
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