フェムト秒モードロックレーザーのパルス繰り返し時間安定化
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概要
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レーザーパルス・電子パルス90゜衝突で起こるコンプトン散乱でX線を発生させるためにはレーザーの高時間安定度が重要であり、特にモード同期レーザーはシステム全体の時間安定度に最も強く影響を与える。高安定全固体レーザーを励起光源として用いてレーザー結晶中のゲイン変動を低減するとともに、ミラーの位置を動がして共振器長を一定に保つ制御を行った結果、モード同期レーザーにおいて短時間変動を表すタイミングジッターを77fsに、長時間変動を表す周波数ドリフトを200ドHzにまで低減した。
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-10-20
著者
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三浦 泰祐
慶應義塾大学 理工学部 電気工学科
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小林 克行
フェムト秒テクノロジー研究機構
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伊藤 紳二
フェムト秒テクノロジー研究機構
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高砂 一弥
フェムト秒テクノロジー研究機構
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三浦 泰祐
慶大理工
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三浦 泰祐
慶應義塾大学理工学部電気工学科
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