レーザアブレーションによる鉄塔の錆・塗装除去と除去効果評価試験

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
現在、送電線鉄塔では腐食の進行を止めるための対策として、主に金ブラシ等を使用した手作業による錆除去を実施した後、塗装する方法が取られている。しかし、作業効率の悪さや困難さから錆が残留し塗装の寿命を制限していると考えられる。そこで著者らは、錆塗装除去(ケレン)作業の品質向上による塗装延命化をねらいとして、Nd:YAGパルスレーザによるアブレーション手法を応用したケレン法の研究を進めている。ここでは照射するレーザの強度、波長、パルス幅をパラメータとした錆除去特性試験および除去後の再塗装品質評価試験を行ったので結果を報告する。
1999-06-23

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク