テーブルトップ超短パルス超高輝度レーザーとその応用
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概要
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チャープパルス増幅の発見、常磁性イオンドープ固体レーザー媒質の出現、Kerrレンズ自己モード同期による超短パルス光発生技術の確立といった最近の超短パルス技術の著しい進歩により、テーブルサイズの装置からTW(テレワット)レベルの強度が得られるようになった。このようなレーザー技術の発展にともなって、より高いレーザー強度(強電磁場下)での物質との相互作用物理に興味が持たれ、新しい学問分野も拓かれようとしている。超短パルス超高強度レーザーが小型になれば、基礎物理研究のみならずレーザープロセッシングのような産業応用への発展も期待されている。本講演では、期待される産業応用を紹介し、テーブルサイズの超短パルス超高強度レーザーの要素技術を概説するとともに、世界の技術の現状と動向について述べる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-10-21
著者
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