1.3μm帯増幅器用ファイバー
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概要
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1.3μm帯増幅器用ファイバーとしてNd^<3+>ドープファイバーとPr^<3+>ドープファイバーが研究されている。我々は、特性向上のためにNd^<3+>とPr^<3+>のホストガラスの最適化の検討を行った。Nd^<3+>ドープファイバーのホストにESAの影響の小さい弗燐酸塩ガラスを選択することで、蛍光のピーク波長の1.32μmでレーザー発振し、増幅利得として8dBを得た。しかしながら、利得として実用上不十分であり、Pr^<3+>を活性イオンとする高利得ガラスファイバーの研究を行った。このPr^<3+>ドープファイバーの特性向上は、小さなフォノンエネルギーをもつホストガラスを用いること、そして高Δn化で実現できる。我々は、ZBLANよりもフォノンエネルギーの小さいIn/Ga系フッ化物ガラスを用いて、Δn6.1%という高NAファイバーを作成し、1.31μmで0.25dB/mWの利得効率を得た。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-22
著者
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青木 宏
Hoya 株式会社 R&d センター 開発研究所
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石川 悦子
Hoya 株式会社 R&d センター 開発研究所
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石川 悦子
HOYA株式会社 R&D センター
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伊東 勝久
HOYA株式会社 R&D センター
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青木 宏
HOYA株式会社 R&D センター
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柳田 裕昭
HOYA株式会社 R&D センター
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虎渓 久良
HOYA株式会社 R&D センター
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虎渓 久良
Hoya(株)r&dセンター
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柳田 裕昭
Hoya 株式会社 R&d センター 開発研究所
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伊東 勝久
浜松ホトニクス株式会社レーザーグループ
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