線状アンテナにおける反射器形状と指向性の前後比
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概要
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IMT-2000の本格導入に向けてビル内において電波の届かない領域サービス、トラヒック分散を目的としてRadio on fiberによるサービスが実施されている.IMT-2000はW-CDMA方式を採用しているため隣接ゾーン、セクタにおいて同一周波数を繰り返し使用している.したがって、加入者容量の低減を防ぐためビル内等に設置するアンテナは他の基地局を捕捉しないように不要な放射を抑圧する必要がある.本報告では、アンテナ開口はビル内に設置することから1波長以下とし、反射器付ダイポールアンテナにおいて、4種類の反射器形状とアンテナ前後比(F/B)の関係について明らかにしている.この結果、水平面内のビーム幅を約120°とした場合、反射器形状が部分球面とした場合が最もF/Bがよいことを明らかにした.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-10-11
著者
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