直交符号数に制限があるCDMAセルラーの下り回線容量理論解析
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概要
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固定送信電力を適用したCDMA下り回線の容量を理論的に解析する手法を提案する。移動局で観測される希望信号対干渉信号電力の逆数で与えられる確率密度関数を導出し、これより干渉劣化率を計算する。容量は、規定の劣化率を満足するセル当たり呼数で与えた。本密度関数には下り回線特有の直交符号数制限や共通制御信号の送信電力の影響を反映させた。干渉計算において重要な他セルからの干渉波受信電力については、その確率密度関数を指数関数で近似する。計算機上での数値計算を容易にするため本確率密度関数のフーリエ変換で与える特性関数も示した。本解析式で得た容量とシミュレーションによる容量を比較し、両者がよく一致することを示した。
- 1999-08-27
著者
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