移動通信用アダプティブアレイのフレーム同期確立法とその特性
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概要
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ディジタル移動通信では, 空間的な周波数有効利用を図るため同一チャネル干渉による劣化を補償するアダプティブ・アレイの導入が検討されている. アダプティブ・アレイを最小2乗法で制御する場合フレーム同期の確立は必須であるが, フレーム同期信号を相関検出する従来の方法では, 同一チャネル干渉が無視できない伝搬環境で必ずしも十分な同期精度が得られていない. 本検討ではこの問題を解決するため, MAP推定に基づく理論展開を行い, 干渉抑圧機能を有するフレーム同期確立法を提案し, その同期精度を計算機シミュレーションで明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-08-26
著者
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